こんにちは!NOBです!
FXをやり始めて結構すぐに「pips」って出てきますよね。
これ「ピップス」(ピプス・ピップって、人もいますけど。 )って言います。
『いや、ちょと待って、ちょっと待って、お兄さん
「ピプス」「ピップス」説明してね!
説明しろといわれましても、意味わからんからできませぇ~ん!』。。とは、いいませぇ~ん!笑

なんかぁ、急にフレーズが浮かんじゃって。。
頭から離れませんっ!笑 ;つД`)ヌァ
元気にしているんでしょうか?(´◉◞౪◟◉)オホッ!
まっ、それはさておき。。
ちなみに、「トグログ」とか「ヨルダン・ディナール」ってご存じでしょうか?(・谷・)?
「トグログ = モンゴルの通貨単位」、「 ヨルダン・ディナール = ヨルダンの通貨単位」 です。
これと同じように「ピップス = FXの通貨単位」ということですね。
国ごとに通貨の単位って違います。
日本国内では「円」 アメリカ国内では「ドル」 そしてFXでは「pips」という単位の通貨で取引が行われているのです。
なので、一旦FXという世界で取引しようとすると、『全世界の皆さんは共通通貨である「pips」を使ってね♡』ってコトになるのです。(・∀・*)ナットク!

そして、「pips」につて、もう少し詳しく理解する必要があるので説明していきまする。≡3 シュッ!
まずは基本的なことを覚えておきましょう!
pips(ピップス)の基礎知識
pipは「パーセントでの割合」の頭文字をとったもので、通貨の共通単位としてFXで使用されるもので、pipsはpip(ピップ)の複数形で、「ピップス」と読みます。
昭和生まれの人は、一度は聞いたことあると思われる「銭」という通貨単位。
一昔前の日本の通貨単位ですね。「100銭 = 1円」です。

これ100枚で1円って。。
原価的には全く釣り合わない気が。。(´ε`;)
ちなみに、
最新の1円玉の原価は1.7円とのこと。。
取り巻くコストを考えると微妙っス(/ω\)
※厘は銭の1/10っス!フーン・・ダカラ?ナニ?(゚σ ゚) ホジホジ 。。まっ、一応ね。。(^-^;
。。っと、まぁー、僕らの お爺ちゃま お婆ちゃま 世代は日ごろ使っていた、この「銭」は現代においても利息や外国為替の計算などに、1円未満の単位で使われているのです。
日本円が絡む通貨ペアの場合、1銭=1pipsという解釈でOKです。
1pips は1円の100分の1、つまり【 1pips = 0.01円 = 1銭】です。
10pipsなら0.1円、100pipsなら1円ということですね。
しかしながら、「銭」と「pips」がイコールなのは日本円だけなのです!コレを押さえておけば理解できるのですが、初めは知らないとコンガラガリますね。(^-^;
要は、「クロス円」と「ドルストレート」で1pipの表している単位は、通貨ペアによって異なります。
FXでは様々な通貨が取引されています。
各通貨の変動状況を「円が〇円変動」、「米ドルが〇米ドル変動」、「英ポンドが〇英ポンド変動」、と各通貨の単位にあわせて表現すると、通貨単位がバラバラでややこしくなります。
そこで、通貨の共通単位として使用されているのがpipsです。
「円が〇pips変動」、「米ドルが〇pips変動」、「英ポンドが〇pips変動」、「豪ドルが〇pips変動」というように、異なる通貨ペアであっても共通の単位で変動幅を表すことができます。
この様に、
①世界共通単位として”pips”は用いられているコトに加え
②pipsは買値と売値の差を表すスプレッドの単位としても用いられます。
③さらに、トレード結果(投資効率の良し悪し)のパフォーマンスを表すことにも用いられます。
ですので、それぞれについて説明していきます!
①世界共通単位のpips
・・っと言いながら、円絡みだけ特殊なので説明しておきまする。(*´з`)
クロス円のpip(s)
米ドル/円やクロス円(ユーロ/円、ポンド/円など)の場合
【小数点第2位 = 1ケタpip(s)】
1pip=0.01円(1銭)
10 pips=0.1円(10銭)
100 pips=1円(100銭)

上の表のように、買いエントリーの場合、米ドル/円のレートが110.00円から110.20円に上昇したとすると、20pips(20銭 = 0.2円)上昇したと言うことになります。
売りは、その逆ですね。
しつこいようですが、
10pips=10銭、100pips=1円です。
たとえば、クロス円( 米ドル/円 、ユーロ/円、ポンド/円など)の場合、1pip=0.01円(1銭)を表しています。
ドルストレートのpip(s)
米ドルストレート(ユーロ/ドル、ポンド/ドルなど)の場合
【小数点第4位 = 1ケタpip(s)】
1pip=0.0001ドル(0.01セント)
10pip=0.001ドル(0.1セント)
100pip=0.01ドル(1セント)
ユーロ/ドルやポンド/ドルなどの米ドルストレート通貨の場合、1pip=0.0001ドル(0.01セント)を表しています。
ユーロ/ドルのレートが1.1500ドルから1.1505ドルに上昇した場合も、5pips上昇したと言うことになります。
クロス円とドルストレートの違い
先にも触れたように、1pipがいくらを表しているのかは、通貨ペアによって異なります。
一言でいうと、【小数点第2位と第4位の違い】です。

以降、pipsの数え方についてまとめていきます。
クロス円である場合の数え方
クロス円というのは、米ドル/円やランド/円などのような「円×外貨」の通貨ペアのことです。
クロス円である場合のpipsの数え方は、下表のように「1pips=1銭(0.01円)」なので馴染みがある分、比較的簡単に感じます。
ドルストレートである場合の数え方
ドルストレートとは、豪ドル/NZドルやユーロ/豪ドルなどの「外貨×外貨」の通貨ペアのことです。
ドルストレートである場合のpipsの数え方は以下の通り「1pips=0.0001ドル」です。
【クロス円】 【ドルストレート】
pips数 | 単位 | 換算 |
1pip | 1銭 | 0.01円 |
10pips | 10銭 | 0.1円 |
100pips | 100銭 | 1円 |
1000pips | 1000銭 | 10円 |
pips数 | 単位 | 換算 |
1pip | 0.0001ドル | 0.01セント |
10pips | 0.001ドル | 0.1セント |
100pips | 0.01ドル | 1セント |
1000pips | 0.1ドル | 10セント |
※米ドルの最小単位はセントです!
日本円換算する場合は、「現在のドル価格×(上の表の数え方欄の)ドル」という計算式で求めることができます。
そして、日本円以外のほとんどの通貨が米ドル同様「1pip(S)=0.0001通貨単位」です。
米ドル/豪ドル/スイスフラン/ポンド/ニュージーランドドル/カナダドル/中国人民元など
※以降【1pip > 1pips】と表示します。
pipsの計算方法
pipsから損益額になおすには、よく下☟の式で計算が出ています。
利益(損失)額=取引量×利確幅(損切り幅)÷100(1pip=0.01円)
例えば、米ドル円の通貨ペアを1万米ドル取引して1pipsの利確をした場合で計算すると。
1万米ドル×1pips÷100=100円。。。こんな感じです。丁寧な計算式です。ハイ(^-^”)/
または、 1万米ドル×0.01円(1pips)=100円 。。でも同じことですね。
結局、「取引量×pips」という簡単な数式で損益は決まるってわけです。
1個100円のリンゴが10個でいくら?ってのと同じです。
あっ!あと、「トレード損益計算ツール」とか「FX 損益計算ツール」でググると、小数点合わせの ややこしい計算も自動で行ってくれるツールがたくさんあるので、そんなのを使ってみるのもアリですね!٩(ˊᗜˋ*)وヤー
リアルタイムの損益を確認したい人は、MT4などの取引ツールでポジションを保有していると、レート変動によって損益結果を見ることが可能でリアルタイムで変動してくれます。
毎回計算するよりも簡単に把握できるので、リアルタイムの損益を確認したい人は取引ツールで確認してもOKかと思います。
んでもって、
多くのFX会社で1pips=1銭(0.01円)が採用されていますが、一部のFX会社では1pips=0.1銭(0.001円)のケースがあります。
1pips=0.1銭のFX会社しか使ったことのない人や複数の会社を使っている人は混乱しないように!
取引要綱 チェケラです!
point(ポイント)とpips(ピップス)は間違わないように注意です!
FX会社の中にはpipsの他にpoint(ポイント)という単位を使っているところもあります。
pointを使うFX会社では「0.1pips=1point」のように表示されます。
。。っということは、pipsとpointは違うのでございます。
ポイントを使う理由は、少数第4位以下までの数字を取引で使いたいからですね。
以前FX会社は、取引する最小単位を小数点以下2桁、または4桁まで表示し、最小単位をpipsとしていたようです。
しかし近年、小数点以下を3桁または5桁まで表示するために最小単位「point」を導入するFX会社が現れたのです。
つまりは、pointを使うFX会社では「0.1pips=1point」のように表示されるということです。
②スプレットの単位
また、pipsはスプレッド(買値と売値の差。差が狭いほどコストが低く僕らにとって有利ですね。)の単位としても用いられます。
たとえば、FX業者が米ドル/円のスプレッドを1pipsで提示している場合、それは1ドルにつき日本円で1銭の手数料がかかることを表しています。
10,000ドル取引した場合の手数料は100円(=1銭(0.01円)×10,000)ということになります。
短期間で売買を繰返すスキャルピングのトレーダーにとって、スプレッドの違いは収益にそれなりの影響をおよぼしてきます。
ちなみに、業者によって、各通貨の「スプレッド」は異なりますので、要チェキです。(б‥)ok
例えば、米ドル/円のスプレッドは0.2 pips(0.2銭)で 10,000ドル(1Lot)取引したとして手数料は20円(=0.2銭(0.002円)×10,000)になる計算です。
一般的に銀行の外貨預金では、10,000ドル預金するのに2万円ぐらい(片道1万円ずつ)の手数料がかかるので、FXの取引コストはかなり安いと言えますね。
③トレードのパフォーマンスを測る
pipsは、トレード結果=パフォーマンスを表現するときに使われます。
例えば、「5万円の利益が出た」という投資家A君がいたとします。
この場合、5万円の利益が出た投資家A君は、投資効率が良いトレードをしたのでしょうか、投資効率が悪いトレードをしたのでしょうか。
確かに金額だけを見ると投資効率が良いトレードをしたのではないかと捉えることもできますが、実際はこれだけだと分からない。。(゚Д゚;)?
「通貨によって異なる」という答えになります。笑
じゃ、問題出すなよっ!ってツッコミ来そうですが。。笑
なぜなら、金額で考えると通貨によって値動きが異なるからです。
米ドル/円のように、値動きが穏やかな(ボラが小さい)通貨で5万円の利益を取るというのは簡単なことではありませんが、英ポンド/円のように値動きが激しい(ボラが大きい)通貨であれば、5万円の利益を取るというのは比較的簡単です。
そこで重要視されるのが、「何pips取れたのか?」です。
獲得pips数で投資効率が分かるため、そのトレードが良かったのか悪かったのかということが一目でわかります。
【例】
USD/JPYが100.00円のとき

A 君
自分。。3万の利益出たッス!

B 君
オレも利益3万円でたぁ~!
。。っと、双方ともに同じ3万円の利益が出たとき、資金効率が良かったのはどちらのトレーダーでしたでしょうか?
チョット表にしてみました!
A君 | B君 | |
トレード 内容 | 10万通貨購入、100.30円で決済 | 30万通貨購入、100.10円で決済 |
損益 | 3万円 | 3万円 |
獲得 pips | 30pips | 10pips |
上記の表を見ると、どちらも利益は同じ3万円ですが、獲得pips数はトレーダーA君の方が多いということが分かります。

自分は10万通貨だったっスけど、
pipsは自分の方がたくさん取れたんッスね。
もし、仮にトレーダーA君がトレーダーB君と同じように、30万通貨購入していた場合、トレーダーA君の利益は9万円です。
反対に、トレーダーB君がトレーダーA君と同じように10万通貨購入していた場合、トレーダーB君の利益は1万円です。

取ったpipsは少ないけど
そのぶんロットは大きく入れたからぬぇ~!
※「取引量」ロット・通貨についてはこの後説明していきます!
つまり、
pipsを大きく獲得(値幅を大きく取る)できるほど、資金効率が良いということです。
今回はトレーダーA君の方が資金効率は良かったということになります!ハイ~!
(´-ω-`)ふ~ん。。
1pipsっていくらの損益なのか?「取引量」=ロット・通貨との関係。
先にも触れましたが、当てはめると
● 1pip(0.01円) × 「取引量」= 損益
でしたね。
この「取引量」 = 「〇〇ロット」、「〇〇通貨」ともいわれています。
そして、業者によって
【 1ロット = 1万通貨 / 1ロット = 10万通貨 】の2パターンあるので要チェケです!
NOBの使っている業者さんは【 1ロット = 10万通貨 】 なので、同じの人は
1ロットで1pips 動けば 1,000円の損益なので
【 1ロット × 1pips = 1,000円 】を覚えておくと楽です!┌|*゚o゚|┘ウホウホ
たとえば、0.1ロットで30pips動いたら。。「0.1×30×1,000=3,000円」と、まんまですね。
すぐに慣れます。
「1×3×1,000=3,000」でもイイし「10,000×0.3=3,000」なんなら「1,000×3」でも。。まっ、分かっていれば何でもOKですねぃん!(*´з`)
資金管理はpipsでなく資金の%で考える。
取引時に伴う損失はどの程度に抑えたいか。。
持っているお金のどのくらいまで減ってもいいのか?
ココはゆっくり、じっくり1つ1つ理解しながら進めていきましょうか!(´∀`)ノ’`ィ
pipsで損益幅を決めてしまうのは危険だということが分かります。
なぜなら、取引量(ロット)に応じて損切りになった時の損失額が変わってしまうからですね。
例えば
100pipsで損切りするケースでは、1万米ドルの取引だと損失額は1万円、1,000米ドルの取引だと損失額は1,000円になります。
10万円の証拠金で運用したとすると、1,000円の損失なら資金全体の1%の損失で済みますが、1万円の損失だと資金全体の10%を失うことになりますね。
これは、やはり金額で考えた方が分かりやすくて良さそうですね。。ハゥイ(゚ω゚`)ノ
で~わ~、どの程度に目安を置くと良いのでしょうか?
一般的に損切り額の設定は2%(~MAX3%)ルールが安全!
っとされていますので、ここはひとつ素直に受け入れようではありませんか!( ゜Д゜)ゞ了解!!
例えば
「 資金10万円だとして、損失許容額はMAXの3%で考えたとき
10万円×3% = 3,000円 」 です。
この3,000円!絶対に変えてはいけません。他の値を調整してリスクリワード(損失と利益の比率)の良いポジション選択をしていくことです。
さて、
3,000円の損切り幅(許容損失額)でどうやってエントリーしていきましょうか?
上の例をもう一度おさらいしましょう!
【 1ロット = 10万通貨 / 1pips = 0.01円 】 なので
1ロットで1pips 動けば 【 1ロット × 1pips = 1,000円 】の損益。
そして、 0.1ロットで30pips動いたら。。「0.1×30×1,000=3,000円」 でしたね。
・・ですのでぇ~。。
【10pipsでの適正な取引量は?】
① 損切り幅(許容損失額) を10pipsに設定した場合の適正取引量は
3,000円(許容損失額)÷ 0.1円(10pips)= 30,000通貨(0.3ロット)
【0.1ロットで何pipsまで許容できるか?】
②ロットはあまり上げずに、許容できるpips数は
3,000円(許容損失額)÷ 10,000通貨(0.1ロット)= 0.3(30pips)
。。っということで、
許容損失幅は決まっているので、取引量(ロット)か損益幅(pips)もしくは両方を調整して資金管理を行ってください。
よくよく考えれば、相場の動き自体は自分で決める事が出来ません。当たり前ですよね。笑
ってことは、自分で決める事が出来る範疇はココ(資金管理)しかないってことでもあります。
もう一度いいます!
損切り額の設定は2%(~MAX3%)ルールが安全!
1回の取引の損失額は資金全体の2~3%以内に抑えるのがおススメです。
理由は、損切りしても資金の減少を抑え、損失を取り返しやすくするためですからね。
まとめ
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- pipsは通貨ペアの値動きを表す、通貨の共通単位
- クロス円とドルストレートで1pipsの単位が異なる
- トレードのパフォーマンスを確認できる
- 損切り幅はpipsではなく金額ベースで決めよう
- 損失額は資金全体の2~3%以内のルールで運用する
最初はpipsがややこしく感じるかもしれませんが、デモトレなどを行えばすぐに慣れます。
特に、記録をつける際はpipsを使えば、今後と比較がしやすく分かりやすいと思いますね!
ぜひpipsで計算しながら取引してみましょう!
。。っというワケで
本日も最後までお付き合い有難うございました!

それでは、次回まで!ごきげんよー!
NOB
コメント