【応用】ダウ理論とインジケーター手法の組み合わせ

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Man's hand adding the last missing wooden block into place. Business success concept.

皆さんこんにちは!NOBです!( ・෴・)y-゚゚゚
|ू•෴•)チラッ


今回は「ダウ理論を応用したトレード手法」について書いていきまっするぅ~!

。。っとその前に、偉大なダウさんが提唱したダウ理論は主に相場の『トレンド』について定義したもので、6つの理論から構成されています。

「ダウってなんだったっけ?」って人は、まずコチラをチェケです!(σ’ω’)σYO!!


念のため挙げておきます!

【ダウ6つの理論】 |ू•෴•)ヨロチク!

  1. 相場の値動きは全ての材料を織り込む
  2. 相場のトレンドには3つの波がある
  3. トレンドは3つの段階を形成する
  4. トレンドは複数の指標によって確認されるべき
  5. トレンドは出来高にでも確認されるべき
  6. トレンドは明確な転換シグナルまで継続する

他の手法と組み合わせていくとき、一番重視する点は。。

  • 高値、安値が両方とも切り上げていくことで上昇トレンドとなる
  • 高値、安値が両方とも切り下げていくことで下降トレンドとなる
  • 高値、安値の切り上げ、切り下げが逆転することでトレンドの転換となる

以上の点です!

ダウ理論はトレンド理論なので、大きく方向性を見るときには十分なんですけど、もう少しこまかくみていく必要もありますよね。
そんな時には「水平線」や「移動平均線」そして、「フィボ」や「エリオット」を使ってエントリータイミングを計り利確を狙っていく感じです。

今回は「移動平均線」・「フィボナッチ」・「エリオット波動」との使い方を具体的に見ていきましょう!

ダウ理論と移動平均線

機械的に判断すれば、レンジの中でも移動平均線を使った取引サインは出てきますが、その多くがダマシになってしまいます。
それを回避するためには、今がレンジ状態ではなくトレンド状態だということを確認したうえで、移動平均線によるトレードをおこなわないといけません。

移動平均線をもう一度おさらいしたいっという方はコチラ
⇒ 「移動平均線とは?種類・設定値・使い方


そこでNOBは移動平均線(特に期間100)を基準にトレンドを判断しております。フーン(゚σ ゚) ホジ

実際に下のチャートを見てくださいませ。
赤線:20SMA青線:50SMA緑線:100SMA

赤枠内で一見トレンド転換したー!っと判断しがちですかね。。
細かくは高値・安値の切りあがりを見せ、且つMA20(短期)とMA50(中期)の関係もGC(ゴールデン・クロス)です。。
しかし、よ~っく見ると緑線の傾きが未だに下降気味ですね。(・ω・*)ンー

その後は、見ての通り、さらに下降が継続していますよねぇ~!

MAを3本表示させているのは、 MA20(短期)とMA50(中期) さらにMA100(長期)で見たときに、「短期・中期では上昇だけど、長期では下降している」っとマルチタイムフレーム分析の要素も取り入れているいるからです。

要は、MA100(緑線)を基準に。。

  • 移動平均線が上向きでローソク足が移動平均線より上にある場合→相場は上昇傾向
  • 移動平均線が下向きでローソク足が移動平均線より下にある場合→相場は下落傾向

と見ることで、「ダマシ」に合いずらくなります。

ここで、ダウ理論を思い出してほしいですが、原則の1つに「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する 」というものがありました。

つまりは、ダウ理論的にトレンドを確認することができれば、その転換シグナルが出るまではトレンドが継続しているので、移動平均線が得意とする環境が持続するということなんです。

移動平均線を使う際は、このようにダウ理論による環境把握をすることで勝率をあげることが可能になるんです。

トレンドの3種類の波を意識する

ダウ理論の原則に「トレンドは3種類ある」と説かれています。

次の図は上と同じですが、主要の下降トレンドの途中に「短期の買いトレンド」が出来ています。(赤丸部分)

大きな波でトレンドが継続していたとしても、短期的な押し、調整の小さな逆行トレンドは起こりえます。 赤丸の部分ですね。

このとき大事なのが、今自分は「どのトレンドを見ているのか?」の波の大きさを意識することが大事になってきます。

赤丸は調整波で、その中に小トレンドが混在しています。
サクッと取りに行くならこの場所を狙ってもイイですが、すぐに大きい波と同調することを忘れずにいてくださいませ!

ちなみに下位足だとこんな感じです!

ダウ理論的にトレンドを確認することができれば、どの時間足でも、その転換シグナルが出るまではトレンドが継続しているので、移動平均線が得意とする環境が持続するということなんです。

この下位足でのエントリータイミングは「押し目買い」ですが、20SMAを下抜けて最安値を更新したらエントリーで、次の高値・安値の更新時に利確っという感じです。

ただ、しつこいですが「波の大きさ」は意識してください。すぐに大きい波と同調するのでね。
そして、環境認識をして終盤(利食い期)でエントリーしないように気を付けましょう!

★短期の波に乗っかるなら利益を引っ張りすぎず適度なところでサクッと決済。
★長期の波に乗っかるならある程度 小さい動きはスルーしてしっかり利益をとる。
水平線とかFIBなんかを引いて利確ポイントの目安をつけておくのがいいかと思います!


全体の環境認識を「ダウ理論」で行い「移動平均線」で取引タイミングを見ていくっといった使い方がコツになってきます!

ダウ理論とフィボナッチ

フィボナッチは相場のモノサシ📐とも言われるくらいなので、いたるところで使うことができます。
もちろん、ダウ理論との相性もバッチリっす!( ´∀`)bグッ!

「フィボナッチ」って美味しいんですの?( ・﹃・ )オイシソー
。。って人はコチラをお読みになってからご覧くださぃ~(^-^;

いろいろな場面で使うことができます。
多くのトレーダーに意識されているので、フィボナッチ数が効いてくるのですね。

例えば、トレンド転換のシグナルは、最初は上値、下値を更新できないところから始まりますが、このときにフィボナッチ比率の重要ラインで押さえられることが多かったりします。

赤①⇒赤②へFIBを引くと青①~⑥までラインが効いていることが分かります!
(※NOBはマイナス方向にもFIB設定していますので。。)

そして、青⑥以降は高値が切りあがり下降トレンドは崩れたので。。

お次は下のチャートのように赤①⇒赤②にFIBを取ってしばらく待ちます!
トレンドが発生したら、明確な高値と安値が形成されるまで待ちましょうね。

青の①でビッタビタに「押し目」を付けて(61.8)赤②のラインを超えてトレンド発生です!
(*´з`)ヒュ~!
その後は、ご覧の通りFIBに導かれるように上昇トレンドに早変わり!笑

青⑤ポイントは-23.6まで到達せずに上昇していますが、こういった場合は上昇の勢いが強いです!
ちなみに、移動平均線の赤ライン(20SMA)では実体でしっかりとタッチして反発しています。

波形の見方がよくワカラン!っという人は、トレンド判断のサポートとして「ジグザグ」というインジケーターを使って波形を見てもイイかもです。。初期設定値はかなり大きく取ってある感じなので、アレンジしてもオッケーですかね。

出し方は。。
メニューバーの「挿入」>「インジケーター」>「カスタム」>「ZigZag」です!


このように、押しや戻りの際にもフィボナッチ比率となることがホントに多いんです!
ダウさん凄いです! ( ・෴・)y-゚゚゚ ドーヨ!


ダウ理論にフィボナッチを使うことで、エントリーや利確ポイントの予想が立てられやすいコトがお判りになっていただけたでしょうかぁ~!


ダウ理論とエリオット波動原理(理論)

最後は「理論」と「原理(理論)」がタッグを組んだ、なんだか最強そうな組み合わせです!
正に、一夜限りの「猪木と馬場」のドリームタッグを彷彿とさせます!。。なので負ける気が1ミリもしませんねぇ~!笑

エリオット波動原理は、ダウ理論より後にできたチャート分析理論で、エリオット波動の波とパターンの数学的特性を分析した結果(厳密には”定理”というべきでしょうか)、「フィボナッチ総和シリーズが波の原理の基礎である」と結論付けました。。っとあります。
そこら辺がお好きな方は波の個性と特徴(参照:ウィキペディア「エリオット波動の原理」より)

なるほどですね!なので、ズバリッ!併用はかなりしやすいと言っていいでしょ~~ッ!

。。っと、その前に。。
そもそも、「エリオット波動」分からないと進めませんので、簡単にふれておきます!

エリオット波動について

少しだけ「エリオット波動」について知っておきましょう!

エリオット波動理論は「上昇5波下降3波といった波形がとても有名で、それぞれが「フラクタル構造」になっています。
※フラクタル構造=「いくつかの部分に分解していった時に全体と同じ形が再現されていく構造」

上昇局面では、以下のような「5つの波動」を描きます。
①「上昇第1波」→ ②「調整」 → ③「上昇第2波」→ ④「調整」 → ⑤「上昇第3波」

下降局面では、以下のような「3つの波動」を描きます。
①「下降第1波」 → ②「戻し」 → ③「下降第2波」

つまり、上昇時にはジワジワと「底上げ」しながら上げていく事が多く、下降時には一気に下落する中で一度は反発する。。という事であります。

これらの波動については、上昇5波動のうち第3波動が最短になることは無いといっています。
つまり、第3波動が最も短くなる波動の捉え方は、そもそも波動の捉え方自体に誤りがあるということになりますね。

また、上昇第5波の最高値は通常上昇第3波よりも高くなりますが、時折第5波の最高値が第3波の最高値を超えられずに下回る場合があります。(これを「フェイラー」と呼ぶそうな)

これは、相場の転換点となる可能性が高い波形であるとされています。
⇒「トレンドが崩れてもぉ~たぁ~!(゚´Д`゚)アゥ~」ってことですね。

尚、エリオット波動は「フラクタル構造」のため、今見ている「上昇5波」すら、大きい時間足で見たとき、第1波動である可能性もあるので、過去の相場をチャートで観察したり、自分が見ている時間足(波の大きさ)を意識することで、エリオット波動を認識・確認する事が大事になってきます。

エリオットの役割

以上をふまえ、ダウ理論とエリオット波動を併用する場合は、波形についてはエリオット波動の考え方を使いつつ、トレンドの流れを掴む判断などの部分ではダウ理論を使っていく。。という感じの役割分担になるんですね。

全体の大きなトレンドはエリオット波動の「上昇5波、下降3波」に当てはめて考えていくことになるので、上昇の3波目をトレードの狙い目にしたいところですね。( >_[・])

上で使った図で見てみましょう!

少し詳しく見ていくと、赤いラインは先ほどのFIBで引いた赤②のラインです。

実はここのラインは、何度も上抜けを止められているラインでもありましたのです。
赤丸部分がそうですね。)
そして、3波目の「矢印のローソク足」が実体で抜けてきました!
ちなみに、1本前のローソク足でヒゲ更新をしていますが、ヒゲは迷いの表れでもあるので、ココは我慢ですね。。(・ω・。) ジーッ

そして。。

【手法1】
ローソク足の終値が確定して実体で前回最高値を更新しました~!。。の次のローソク足でエントリーっす! ⇒ ブレイクアウト手法

【手法2】
ブレイクアウトでのエントリーも良いですが、ブレイク後のダマシを回避しつつトレンドの波に乗っかれるので、④ポイントの押し目・戻り目をエントリーポイントにするのも、より確実性が上がるので全然オッケーっす! ってか、こちらがおススメ!

上昇第3波動が最も勢いが出やすい ので、3波目よりは短い波になることは十分可能性があります。そのことは頭に入れておきましょう!

今回のように、1波目の高値と4波目の安値がキレイに同じラインでレジサポしているときは、5波目で高値更新してくる可能性がかなり大きいので、期待値の高いトレードを行うことができますよ!

2波の戻しはダウ理論的に短期のトレンドが出ているので、そのトレンドの転換シグナルが出たところでのエントリーを狙うというのが基本戦略になりますねいん。

また、トレンドフォローでトレンドが崩れたら、無理に引っ張らずサクッと利確して、次のチャンスでエントリーしていきましょうよ!

まとめ

前回の【基礎編】をふまえ、他の手法と併せてあげることで、実践で十分使える武器になってきます。

【移動平均線】では。。
・長期のMAでトレンド判断が◎!
・「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する」
・ダウで環境把握をしMAで取引タイミングを見ることで勝率が上がる
・「波の大きさ」を意識する

【フィボナッチ】では。。
・重要ラインんで価格が反応する
・特に「押しや戻り」の際にもFIB比率が機能することはメッサ多い
・エントリー・利確の予想が立てやすくなる

【エリオット波動】では。。
・「上昇5波・下降3波」はフラクタル構造
・第3波が最短になることはない ⇒ もし、そうなら波動の捉え方に誤りがある
・自分が見ている時間足を意識する
・3波目は勢いが出やすい
・1波4波がサポレジ転換している時は5波目で高値更新の可能性大◎!
・トレンドが崩れたら、無理して引っ張らずサクッと利確

以上のことを意識してトレードに臨めば、期待値の高いトレードを行っていけることでしょう!



今回はこの辺で!それでは次回まで。ごきげんよ~!

NOB

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